エンコーダ応用製品の紹介

リニアアクチュエータの分解能

弊社の リニアアクチュエータ の分解能は

分解能計算式

  • L…ネジリード(mm)
  • P…アクチュエータ1回転あたりのパルス数(エンコーダマスクのスリット数)
  • m…逓倍ICの逓倍数×ドライバでの逓倍数

で表され、各パラメータを変更することで分解能を変えることが可能です。  ご希望の分解能がラインアップに無い場合、カスタム対応も可能なためお気軽に お問い合わせ ください。

オープンコレクタとラインドライバの違い

エンコーダの出力方式は主に以下の2種類が使用されます

  • ・オープンコレクタ(出力方式)
  • ・ラインドライバ(出力方式)

 オープンコレクタ出力方式はNPNトランジスタのコレクタからエンコーダ信号が出力される方式です。オープンコレクタ出力方式は、外部のプルアップ抵抗と組み合わせて使用されます。トランジスタON時には出力電圧はGNDレベルになります。トランジスタOFF時には出力電圧はプルアップされ、電源電圧に引き上げられます。

オープンコレクタ

ラインドライバ方式はエンコーダからの出力信号がラインドライバICによって出力信号と極性が反転した反転(補完)信号の2本に分かれ、この差を差動信号として読み取る方式です。この方式はRS-422(TIA/EIA-422)と呼ばれシリアル通信の規格の1つになっています。

 ラインドライバ出力方式のメリットは出力を差動信号として比較することで、出力信号が1本のオープンコレクタに比べて長距離伝送での電圧降下やノイズ問題を低減させることが出来ます。(最大12.5mまで)

ラインドライバ

一方デメリットは、専用のラインドライバICやケーブルを用意しなければならないといった手間が発生します。 弊社では、ラインドライバ対応のケーブルも用意しておりますので合わせてご検討ください

リニアアクチュエータケーブル

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