- 入社後の未来
- 入社後の歩みと過ごし方
入社1年目の新人さん(開発部)
- 5か月間の研修で会社のことがよくわかる
- 開発職として新卒で入社しました。入社してから約5ヶ月間は社内の全ての部署で研修を受けます。製造部や営業部、管理部での研修もあります。全ての部署をまわることで、製品の製造から出荷まで一通りの流れを理解することができますし、各部署の人と交流ができたので、開発部で業務を始めてからも質問や相談がしやすいです。今は先輩に指導を受けながら試作品のギア評価をしていますが、早く自分で設計した製品が採用されるように頑張りたいと思います。
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- 4月 シチズングループ合同の新人研修に参加
- その後、社内で管理部や品質保証室での研修
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- 5月 製造部での研修
- 部品の加工、モータの組立、出荷検査、製品の発送作業など
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- 8月 10日間の夏季休暇でリフレッシュ
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- 9月 研修最終月
- 製造部以外にも営業部で研修。問い合わせから受注までのフローを学ぶ
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- 10月 開発部での業務スタート
- ブラシレスモータの担当として所属
- 新人さんインタビュー
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Q.会社ではどんな1日を過ごしていますか?
A.8時20分ごろに出社し、制服を着てから自席へ。朝礼、メールチェックなどが終わったらその日の研修部署へ移動します。今週は2階の製造部で研修。今はガルバノスキャナの組立作業をしています。12時からお昼休み。昼食はお弁当を持参したり、会社で注文できる仕出し弁当を食べることもあります。ご飯の後は皆さん思い思いに過ごしています。雑談をしたり、自席で仮眠をとったり。お昼休みの後は再び製造部での研修。面倒見が良い先輩にかこまれて、分からないことも質問しやすいです。17時頃に今日の研修は終了。自席へ戻って今日の研修内容をまとめたら17時30分に終業。お疲れ様でした!
キャリアプラン
- 広い視野を武器に
- 製造部から開発部への異動を志望したのは、モータを構成する部品ではなく、全体を設計してみたいという欲が出たからです。
ものづくりにおいてコミュニケーションはつきものです。報告、連絡、相談だけでなく図面に込められた意図を読み取る、伝えるのもまたその一つであり、異動して1年間、その難しさを痛感しています。
何かを作るということは専門性だけでなく、広い視野を求められるものですが、その上で、製造部で加工を行ってきた経験は大きな武器になっています。
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- 08:30 出社、朝礼、メールチェック
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- 09:00 冶具設計・作成
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- 10:30 サプライヤーと打合せ
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- 12:00 ランチ
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- 12:50 特許検討会
- 月1 回
開発部全員で特許出願に向けた活動
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- 14:50 午後のひととき
- (10分休憩)
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- 15:00 実験データを検証し、試作報告書にまとめる
- 来週のA 社向け試作報告会に向けた検証・報告書
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- 18:30 退社
- 19時から上映の映画を同僚と観に行く
- キャリアさんインタビュー
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Q.どんな会社ですか?
A.この会社以外で働いたことがないので比較はできないのですが、よくテレビや新聞で報道されているようなブラックなところはほとんど感じません。自分はちょっと人見知りであまり交流が得意ではないのですが、話しやすくてコミュニケーション力の高い人が多いと思います。相談もしやすいですね。
Q.今後の目標は?
A.現状はもともとやっていた加工の技術を使った仕事が中心なので、今後はもっとメカニックというか、電気制御といった設備などを自分で考えてチャレンジしてみたいと思っています。今あるものに満足せず、もっといいものはないのか、と前向きに考えながらチャンスを探っているところです。
この道一筋の巨匠
- やり遂げる力
- モータを動かすドライバを担当していたとき、毎分6万回転のスピンドルモータの位相同期させる制御を行ったことがありました。変動は0.0001%しか許されず、どうしても規格に入らない。試行錯誤で解決手段を探し、理屈はあとからついてきました。お客様に喜んでもらう。受注につなげる。技術を高める。新しいものを作り出す。最先端の分野で生き残っていくためには、知識や経験を磨き続けること、興味を持ちチャレンジすること、そしてやり遂げる力がなにより必要だと考えています。
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- 春 開発計画立案
- 新規開発テーマや要素開発等、開発部の年度計画を立案
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- 夏 個人面談
- 前期課題目標に対する、フィードバックと目標設定
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- 秋 特許
- 特許出願に向けた進捗の管理・経験からのアドバイス
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- 冬 個人面談、技術報告会
- 個々の目標達成度を確認し、次期の課題(テーマ)設定
開発部として年間の活動実績を報告
- 巨匠(ロング)インタビュー
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Q.どんな会社ですか?
A.開発が中心にあって、新しいことにチャレンジする会社です。規模が小さいので常にチャレンジしていないと死んでしまう回遊魚のような会社です。常にお客様から新しい開発のテーマをいただいたり、将来どんな製品を開発するかを考えることを大切にしています。
Q.入社後印象に残っているエピソードは?
A.入社して半年後に静岡大学の電子工学研究所というところに半年間留学したことです。そこで電気回路の理論を学んだのですが、その際、仕事のやり方といいますか、千葉精密流の仕事のやり方だけではなく、少しアカデミックな仕事のやり方を学べたのが自分にとって大きな出来事でした。今はその制度を復活させたいなと思っています。
Q.社会人になってからの国内留学って面白そうですね。
A.従業員のスキルアップ=会社の実力になりますが、会社のためだけでなく、本人のための教育環境を充実させたいです。大学で勉強するのって、仕事を始める前に勉強するので、掛け算割り算ではないですが、「こんなこと学んで何の役に立つのだろう」ということがあると思うのですが、一度仕事をして「こんなことが必要なんだ!」とわかってから勉強すると、興味もあるし、自分の仕事に関わるので、スキルアップに必ず繋がります。
会社からお金を出してもらっているというプレッシャーも含めて非常に頭に入ると思うので、復活させたいです。スキルアップしたい方はぜひ一緒に働きましょう。Q.今後の目標は?
A.走るのが好きで、プライベートはフルマラソンを3.5時間で走りきれるようにしたい。ゆくゆくは3時間を切りたいですね。仕事の方は新製品を世の中に出して、お客様に喜んでもらえるということを開発部員だけでなく、全社員が感じられるような仕事環境を作りたいなと思っています。やはり、どうしても工場から出ない社員などはお客様の顔が見えないので、そういった人にも「お客様が喜んでくれているよ!」ということが伝わるような仕事環境を作りたいですね。
プロジェクトストーリー
- 「ようやく製品ができました! ありがとうございます!」お客様からそんな言葉を受けたときにやり甲斐を感じます。
- 私が担当しているのは「ガルバノスキャナ」。先端にミラーのついたモータです。
弊社はカタログ品もありますが、カスタマイズ仕様で製品開発をすることも多いです。お客様のご要望に応えるために、日々製品の形を突き詰めていくのが主な仕事です。一つの設計でいくつもの課題をクリアしなければいけないわけですから、決して簡単ではありません。
ただ、製品を実際に作る製造、お客様とやり取りをする営業との距離が近く、何かあればすぐに相談しにいける環境です。社内のコミュニケーションがとりやすいから、社内全体で協力しあって課題を乗り越えている、という実感があります。
応募される方には、ぜひ「開発をやりたい!」という気持ちを持って来ていただきたいですね。
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- STEP 1 製品企画
- 開発部の起案でプロジェクト開始。市場のニーズと自社の強み(シーズ)で実現できる製品を企画。求められ、かつ自社でしか作れない製品を目指す。
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- STEP 2 要素開発
- シーズだけでは不足する要素開発は、高速、精密駆動のための位置センサ開発であった。こうして養われた技術が、新たな強みとして蓄積していく。
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- STEP 3 製品設計
- 規格に沿った製品を設計。具体的な形が見えてくる。過去シリーズにはなかった超小型サイズの製品を設計することで、新たな用途、価値を創出する。
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- STEP 4 デザインレビュー
- 設計された性能、信頼性、市場性など、あらゆる側面からの議論、検討。試作とデザインレビューと検証を繰り返し、量産へ。
- プロジェクトさんインタビュー
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Q.オフの過ごし方は?
A.趣味が釣りなので、よく行きます。あまりいくと嫁さんに怒られちゃうのですが(笑)雪の日の後でも館山まで行きます。寒かったです。この前はキスを釣りました。基本土日にいくことが多いのですが、有給をとって連休にして行くこともあります。早めに取らないと、自分の予定が埋まってしまうので、1ヶ月ごとくらいに先もって有給を入れています。
Q.今後の目標は?
A.開発部員として今ある製品の性能をどんどんあげていきたい。また、お客様のニーズを聴きながら新しい製品を開発することが目標です。
会社の特徴
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- 業務時間後 大学へ通った
- 経験のない分野でも新たに知識を身につけ、活躍できる環境があります。新しい技術に挑戦する意欲さえあれば、会社負担で大学に通った例も。開発部のT は機械工学を専攻していましたが、新たに電気回路の知識を習熟するため、金曜日は早く退社し大学へ2年間通いました。知識や技術を評価し、また高めていくことに価値を見出す会社です。
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- 社員の多様性
- 価値のある製品を創り続けていくためには、数多くの難しい問題を乗り越える必要があります。それぞれが知識を高め、アイデアを持ちより、協力していかなければなりません。誰もが簡単にできることではないからこそ、それが第一だと考えています。性別、年齢を問わないパートタイムの従業員から正社員への登用は、その表れの一つです。
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- 家族を持つ。親になる。
- 働き方の見直しが求められる現代において、女性の産休は当たり前。弊社では男性が育休をとった例も。安心して働けるからこそ、困難な課題に立ち向かえる。新たな挑戦ができる。一人ひとりの活躍を願い、誰もが働きやすい職場づくりを目指しています。
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- 設立40 周年
- 1979 年に「株式会社千葉精密」として設立され、2007年にシチズングループに入り、「シチズン千葉精密株式会社」へ。
一貫して付加価値のあるモータを製造、販売してきました。おかげさまで2019 年には設立40周年を迎えました。長く続く、長く働きたいと思う会社として、やがて来たる設立50周年とその先を見据えるステージに立っています。